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2021年4月2日
プーク人形劇場誕生50周年シリーズ②
劇場誕生50年を記念して、プークに残されている様々な歴史的資料をご紹介するコーナーです。第2回目は、劇場建設計画への意思表示が綴られた劇団発行の新聞「みんなとプーク」第19号(1967年8月20日発行)の記事からです。

来る一九六九年はわたしたち人形劇団プークの劇団創立(一九二九年)からちようど四〇周年にあたります。わたしたちはこれを記念して、今日までプークが進めてきた仕事をさらに新しく発展させるために、都心、新宿に人形劇の専門劇場を建設することにいたしました。
このことはわたしたちにとって長い間の願いでした。
わたしたち三十年の歩みは、けっしてはなばなしいものではありませんが、プークは常に日本の人形劇をよりよく発展させ、日本中の子どもたちと大人のための現代人形劇を創りだすために努力してきました。
けれど世界に誇るわが民族の豊かな人形劇の歴史を支え、今日から明日への人形劇を創造していく仕事は容易なことではありません。
そのことは今日わが国にただ一つの人形劇場さえないことに、最もよく現れていると思います。
世界各国の人形劇が行われている国々―チェコスロヴァキア、ソヴィエト、ポーランドなど東欧諸国、イギリス、イタリー、オーストリア等西欧各国、アラブ連合、中国等々―それぞれに人形劇場を持っている。
日本にそれがないのはまことに残念です。
舞台芸術を創りだしていく仕事のいしずえとしての劇場がもつ意義は、小山内薫、土方与志両先生によって建てられた築地小劇場の歴史が何よりもよくそれを教えてくれます。
プークがこのたび立てる人形劇場は、一〇〇人から一二〇人の客席をもつ可愛らしい劇場です。けれどその舞台はどんな人形劇も上演することができる総合的舞台機構をもつ人形劇の専門劇場です。
しかもこの人形劇場は東京の中心新宿駅より徒歩五分のところに建てられ皆さんとみなさんの子どもさんにとって、いつでも人形劇を見られるかつてなかった楽しい文化の宮殿となるでしょう。そしてそれはわたしたちの新しい創造の実験室であり、劇団の多様な活動の堅固な根拠地になるでしょう。
一九六七年は日本の人形劇運動の歴史にとって大きな意義のある年です。二月には桐竹紋十郎氏を会長にして専門人形劇人数十名が集まって「人形劇人協会」が誕生しました。五月には第二回全国人形劇人会議が東京で全国より数百名の人形劇の仲間が集まって盛大に開かれました。このときにわたしたちが今度の計画を決めたことは、また意味あることと思います。この劇場は日本の人形劇運動にたづさわっている全国の多くの人形劇の仲間たちに広く利用してもらえる人形劇の家になるでしょう。
わたしたちは、戦後劇団の再建にあたって、第一次・プーク建設計画により、現在地に劇団の建物をつくりました。
このたびの第二次、プーク建設三ヵ年計画は、本年より劇団創立満四〇年目にあたる一九六九年十二月までの三年間でこの事業をなす考へでおります。
わたしたちはこの事業がどんなに困難なものであるかをよく知っております。けれどそれは人形劇を愛し、プークを支持してくださる皆さんの力と、私たちプークの力を合わせるなら、それは必ずできるものだということをさらに強く確認いたします。
この劇場はまた劇団創立者川尻東次をはじめ、永い苦しいプークの歩みの中で尊い生涯をかけてその歴史を築いた多くの誇るべき先輩と協力者たちの記念碑でもあるのです。
このたび幸にもわが国の演劇界の権威者であり、プークのよき理解者である河竹繁俊先生が、わたしたちの計画の顧問となってくださいました。
わたしたちは河竹先生をわたしたちの事業の歴史的社会的保証人として、人形劇団プークの劇団員一人一人は、すべての力を出しきってでも、必ずこの計画をなしとげることを、謹んで皆様の前にお約束するとともに、われわれのこの計画に対し、皆様の暖い御理解と御協力添えを心からお願い申し上げる次第です。
人形劇を愛しプークを支持して下さる皆さんへ!
昼はこどもが――夜はおとなが――
いつでも人形劇を見られるために!
劇団創立四〇周年を記念して六七年から六九年までの三ヵ年計画で、東京新宿に人形劇の専門劇場をつくる、プークの事業に御理解と御協力を!

日本で初めての人形劇専門劇場を建設しようという計画が、最初に持ち上がったのは1949年のことでした。本来は国や行政が行う一大事業、夢のまた夢で一度は潰えてしまいますが、その後も熱い思いを抱き続け、1967年ついにその大きな一歩が踏み出されます。7月26日赤坂都民センターにて、劇場建設に向けての説明会が一般公開されました。


こうして劇場建設という大きな夢へと向かって、少しずつ前進していく劇団員たちですが、目標であった1969年に完成することはなく、目の前にはいくつもの壁が立ちはだかっていたのです。そのお話はまたいずれすることにいたしましょう。

2021年3月12日
プーク人形劇場誕生50周年シリーズ①
劇場誕生50周年にちなんで、過去の資料の中から劇場誕生にまつわる写真や記事などを取り上げて、歴史を振り返ってみたいと思います。
第1回目は、1971年、劇場誕生フェスティバルとして記念公演を行った際のパンフレットの中から。数々の著名な方からお祝いのメッセージをお寄せいただきましたが、その一つをご紹介いたします。

『おめでとう』
林家正蔵(落語家)
人形劇団プークのみなさん。
こんどみなさんの芸術の殿堂であるプーク人形劇場が、東京都の、新宿区の、その一角に建設された。そのお悦びを心から申しあげます。よくぞ――と、感歎の声と一緒にこえをはりあげて叫びたい。プークのみなさんおめでとうございました。
人形劇団プークのみなさん。
みなさんは団体の精神を理解して常に秩序を守り堅固な団結力で芸の高調を期して精進を怠らぬ! これはお世辞ではない――。過去に不思議なご縁でプークへ参加出演した、あたくしの見聞であり体験であるのです。
聞くところに依ると劇場建設費の大部分は全員の出演料の幾割かを積み立てたお金だそうな。これこそ汗と一致団結の力との結晶でこんな尊い事業はない。ほんとうに頭が下がる。
人形劇団プークのみなさん。
建設完成までには苦しい事、つらい事の連続であったこととお察し申しあげる。が、みなさんの熱意が、いま実って金字塔がうち立てられた。プーク全員の総力だ。
世に素晴らしいとか、一大快心事とか云う言葉があるが、これは人形劇場として唯一のものを建設創始したプークの場合だ。
ここで私は再び声を大にして叫びたい――
おめでとうございました。
プーク人形劇場完成記念パンフレット
(1971年11月26日発行)より




2021年2月9日
『わにがまちにやってきた』『りんごかもしれない』オンライン配信も決定!

2月にプーク人形劇場にて公演中の『わにがまちにやってきた』『りんごかもしれない』。今回は、上演にあわせ、オンライン配信も行います。
昨年夏に撮影した、同作品のアーカイブ配信です。
「こんなに近くで見ると・・・こうなっていたんだ!」「こんな表情をしていたんだ!」映像ならではの、新しい発見がいっぱいです。
お家で、みんなで、お楽しみくださいね。
そして、また劇場にもぜひ観に来てもらいたいと思っています。
期間:2021年2月20日(土)10:30〜23日(火)20:00まで
会場:みなさんのおうち
料金:2200円(期間中は何度でもご覧頂けます)
お申し込み方法:プークのオンラインストア・チビの店よりお申し込みください
※youtubeでの限定配信を予定しております。
※デジタルな配信ですが、お申込みいただいた方には、一つずつメールを返信というアナログな手法でお送りしています。
期間中のご対応時間は10:00~17:00となります。
配信作品の詳細はこちら→https://www.puk.jp/repertory/waniringo/
お問い合わせは劇団までお願いいたします。03-3370-3371

2021年1月16日
友の会初!オンラインつどい開催!

友の会のみなさんに、おたよりでもお知らせしましたが、
友の会初となる、『オンラインつどいアトリエ探検ツアー』を開催いたします!
日時:2021年1月23日(土) ①11:00~ ②13:30~ (約30分)
参加人数:★友の会のみなさん限定 先着 各回8組
参加費:なし
受付開始:1月8日より(20日締切)
※ZOOMでの開催のため、参加希望の方は予めZOOMアプリのインストールをお願いします。
応募方法:今回のつどいはメールでのお申込みとなります。
【件名】に「友の会オンラインつどい」と記入してください。
【本文】に名前、会員番号、参加希望時間、ご連絡先を記入の上、puppet@puk.jp まで送信してください。
受付完了後、頂いたメールアドレスにプーク友の会からZOOMのURLをのせたメールをお送りいたしますので、大切に保管してくださいね。
友の会も流行りに乗り、オンラインで友の会のみなさんとつながりたいと思います!人形劇団プークのアトリエに何があるの?どんなことしているの?などなど・・・みなさんとお話しをしながらアトリエを探検していきましょう!
初めてなのでハプニングもあるかもしれませんが・・・それも楽しんでくださいね。
聞いてみたいこと、見てみたいものも応募メールに記入いただいてもOKです。
ご応募お待ちしています!!
人形劇団プーク 友の会係

2020年12月30日
ワークショップ「ねずみさんの人形を作ろう」
都内各地で開催される「ふれあいこどもまつり」に、今年もプークはワークショップで参加いたします!

日時:2021年2月23日(火祝)
会場:狛江エコルマホール(展示・多目的室6階)
参加費用:1000円
参加対象:4歳〜小学生
定員:各25名
もちもの:はさみ、黒マジック(あればカラーマジック)
☆ふれあいこどもまつり (https://www.jienkyo.or.jp/fes/) の一環です。
ワークショップ以外にも様々なジャンルの上演など盛りだくさんのイベントです。ぜひおでかけください。
お申込みは →→ 人形劇団プーク Tel : 03-3370-3371 Mail : puppet@puk.jp
