公演期間:2022.9 - 2023.3
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ピーターとおおかみ
わにがまちにやってきた
むかしロシアのペトログラード大通りに、突然ワニが歌を歌いながら現れたから大騒ぎ!そのいでたちは洒落た服装に帽子をかぶり、葉巻をプカプカ。勇ましいワーニャ坊やが立ち向かうと、ワニの言うことには・・・。
****「いろんなところにいるかも、わにさん」演出 栗原弘昌****
みんなのクラスに来るかも?わにさん。
お父さん、お母さんの会社にいるかも?わにさん。
日本の国に突然現れたりして!わにさん。
そして、みんなの心の中にもいたりして!?わにさん。
そうなんだ。“わにさん”がこのお芝居を観てくれる人それぞれに、いろんな見え方があったらいいなぁと思っています。そんな時、先入観で判断するのではなく、陰から物を言うのでもなく、正面で顔と顔を向き合わせて何かをしてみて下さい。(勿論メールでもなく)お話をするのでもいいでしょうし、時には一緒に遊んだり、又はある時は唄をうたったり踊ったりすることかもしれません。
そこには何かが生まれ何かが変わるはずです。それは単純に、◯か×では言い表せないものを感じる心、なのかなぁ。
◆原作/K・チュコフスキー (岩波書店刊 「わにがまちにやってきた」 より)
◆訳/内田莉莎子
◆脚色/安尾芳明
◆演出/栗原弘昌
◆美術デザイン/宮本忠夫
◆人形構造・装置/長澤知世
◆音楽/宮﨑尚志
◆編曲/宮﨑 道
◆音響効果/吉川安志
◆照明/阿部千賀子
ピーターとおおかみ
おじいさんと深い森の中で暮らすピーターのまえに一匹の大きな灰色おおかみがあらわれ、ともだちのアヒルをペロリ。ピーターはおおかみをつかまえようと網を手にして・・・ 世界中のこどもたちに愛されているプロコフィエフ原作の管弦楽用の同作品を、ロバの音楽座によるヨーロッパの古楽器とプークの人形たちで織りなす「ピーターとおおかみ」、新しい人形劇の世界の誕生です。
****「ピーターは口笛を吹く」演出 西本勝毅****
ピーターのテーマ曲は、誰でも自由に吹ける口笛です。楽譜や楽器にとらわれないしなやかな感性を持った少年そのものです。対するおおかみは、迫力あるセルパンです。森に生きるおおかみは、生きるためにエネルギッシュに獲物を狙います。ピーターとおおかみの気持ちがぶつかり合い、恐ろしいおおかみを仲間の動物たちの力を借りて捕まえるまで、人形がダイナミックに動きます。ピーターの口笛が森に響いてゆく時、ピーターとおおかみの気持ちが共鳴しあい、共に森をかけぬけます。これからもピーターは、元気に口笛を吹いてゆくことでしょう。
◆作・原曲/セルゲイ・プロコフィエフ
◆構成・演出/西本勝毅
◆美術デザイン/長場 雄
◆美術製作/佐久間弥生
◆音楽/松本雅隆・上野哲生
◆演奏/ロバの音楽座
◆照明/阿部千賀子
◆音響効果/吉川安志
出演者
滝本妃呂美、柴崎喜彦、亀井佑子、長瀬円美、四方隆互公演要項
●上演時間/ピーターとおおかみ:25分、休憩15分、わにがまちにやってきた:35分 計:約1時間15分
●班編成/キャスト5名、スタッフ1名、計6名(ホール上演の場合、照明スタッフ1名追加)
● 仕込み、ばらし/仕込み3時間、ばらし1時間(会場条件による)
●舞台/舞台幅7.2メートル /奥行き4.5メートル/天井高さ3.6メートル
●電源12KW(単相三線60A) 暗幕設備必要
●楽屋/2部屋以上
●運搬・移動/2トントラック1台:2名トラック移動、他公共交通機関利用
●上演料/1ステージ 450,000円、2ステージ 750,000円(税抜)
(別途経費がかかります)