公演期間:2025.5 -
*
ぼちぼちいこか
三びきのやぎのがらがらどん

けわしい山にかこまれた むかしむかしの北の国。やぎが三びきおったとさ
なまえはそろって がらがらどん。
三びきのやぎのがらがらどんは 遠い山にごちそうを食べにでかけます。
しかし 遠い山にいくには大きな魔もののトロルが住んでいる橋を渡らなければなりません。
カタンコトンと橋をわたる足音に、橋の下のトロルは目をさまします。
「だれだ ひとのみにしてくれる!」
橋の上には小さいやぎのがらがらどん‥‥。
*********
「光と闇の織りなす民話的世界」 演出プラン:安尾芳明
闇を恐れる子どもたちが増えてきています。それはきっと文明社会が子どもたちから闇を追い出してきたからだと思います。
闇とは怖れです。自然への畏怖だと思うのです。
「光のある喜びは、闇の怖れを乗り越えたところにあるのではー。」
この劇は、闇の世界と光の世界とで織り成されています。闇とは、腹をすかせてエサを探がし求める三びきのがらがらどんであり、橋の下に住む魔物のトロルです。
ヤギたちは闇の怖れにたじろぎはしますが、知恵と勇気でもって願いを達成します。そこから、光の時を迎えるのです。
この劇は、北欧的世界を表すために”6月の祝祭”からはじまります。広場に白樺の木を立て踊るのです。「三匹のがらがらどん」の民話は、そんな喜びの祝祭の中から生まれたのだと思います。
民話には野生がうごめいていると思います。子どもたちが、闇の怖れの中でも、ユーモアとやさしさを失わずに、いつものびやかに生きていって欲しいと思っています。
◆脚色/中江隆介
◆潤色・演出プラン/安尾芳明
◆演出/野田史図希
◆美術/若林由美子
◆音楽/堀井勝美
◆照明/若井道代
◆振付/丸山はるか
ぼちぼちいこか

登場するのは重量級のカバ君。消防士、船乗り、パイロット、バレリーナ...
いろいろ挑戦してみましたが、こたえはNO。
何かとせわしい世の中ですが、ここらでちょっとひとやすみ。
ま、ぼちぼちいこか!
*********
「失敗したら、やりなおそ」 演出:井上幸子
早くわかること、早くできることは、そんなに大切なことでしょうか。
スピードアップされた暮らしの中で、子どもたちは、いつでも立ち止まり、考え、感じることが必要です。子どもの時間を、子ども自身がたっぷりと、夢中で使うことが必要です。失敗にめげず、やりなおすエネルギーは、そんな中から培われるもののような気がします。
心のシャワーを浴びて、大いに笑ってください。
◆原作/マイク・セーラー
◆訳/ いまえよしとも
◆絵/ロバート=グロスマン(偕成社刊)
◆脚色/生田麻理子
◆演出/井上幸子
◆人形美術/川口新
◆装置/鈴木英夫
◆音楽/マリオネット(湯淺隆・吉田剛士)
◆照明/阿部千賀子
◆効果/吉川安志
出演者
人形劇団プーク公演要項
●上演時間/1時間20分(休憩15分含む)
●班編成/キャスト5名、スタッフ1名、計6名(ホール上演の場合、照明スタッフ1名追加)
● 仕込み、ばらし/仕込み3時間、ばらし1時間(会場条件による)
●舞台/舞台幅7.2メートル /奥行き4.5メートル/天井高さ3.6メートル
●電源12KW(単相三線60A) 暗幕設備必要
●楽屋/2部屋以上
●運搬・移動/2トントラック1台:2名トラック移動、他公共交通機関利用
●上演料/1ステージ 450,000円、2ステージ 750,000円(税抜)
(別途経費がかかります)





