** プーク人形劇場 誕生45周年 記念年間 ** |
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★★ 杉並子育て応援券が使えます ★★
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守 り た い 平 和 、 つ な げ た い 笑 顔 。
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プーク人形劇場では4年目の取り組みになる、
堀絢子さんの反戦ひとり芝居「朝ちゃん」
核兵器の非情を、命の尊さを訴えた、堀さんの魂の舞台。
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プークのOBでもある美術家・園サトルさんが
約2年かけて縫い上げた「憲法キルト」
世界中の子どもたちが手をつなぎ、輪になり、私たちの尊い平和憲法をかこんでいます。
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写真家・中谷吉隆さんが、原爆投下から12年経った広島で撮影した、
無邪気に遊ぶ子どもたちの、生きる命のたくましさをとらえた写真たち。
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子どもたちの平和を、未来を、守りたい。
命のバトンを、つなげたい。
いま、いちばん大切なもの・・・・ともに見つめてみませんか? |
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★公演スケジュール★
・・・各回30分前開場。*上演時間 約50分
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開演時間 |
オンライン予約 |
QRコード |
5月14日(土)
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14:00/通算250回公演 |
オンライン予約はこちら |
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18:30/通算251回公演 |
★★ 昼の部にご来場のお客様には、通算250回公演の記念に、可愛い「朝ちゃんミラー」をプレゼント! ★★ |
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■入場料■ (全自由席)
前売り:2200円 / 当日:2500円
友の会:2000円
ペア券:4000円(お二人で/要予約)
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■お申込み・お問い合せ・会場■
プーク人形劇場 ››地図
電話:03-3379-0234
FAX:03-3370-5120
*メールでのお問合せはこちら |
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■「朝ちゃん」 あらすじ
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舞台は原爆投下翌朝の広島。
15歳の少女秋子がひとりで焼け跡をさまよっていると、
焼け跡の中から顔はザクロのように割れ、
全身が焼けただれた瀕死の朝子を見つけ出す。
秋子は、朝子の母を呼んできて朝子と再会させたが、
朝子は「水がほしい」と言い続けながら母の手の中で徐々に弱っていく。
朝子を早く休ませるために急いで家に向かう3人。
そして、そんな朝子の家族を見て、
秋子は自分の境遇について思いを巡らせる ーーー
原作は、奈良県在住の作家、山本真理子さんの「広島の母たち」。
秋子、朝子、朝子の母と兄、語りの部分と
堀絢子が一人で5役をみごとに演じ分けます。 |
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■堀絢子さんからのメッセージ |
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私には父の記憶がありません。毎年夏になると、母が泣きながら話す父の最期の様子を私も泣きながら聞いたものでした。私達一家は中国大陸から引き揚げて、父は山口県で町医者を開業したのですが、それもつかの間、終戦の2ヶ月前に軍医として召集されたのでした。そして1945年8月6日に、爆心地から1キロの旧陸軍第五師団で被爆したのです。全身に重傷を負って、三次市まで運ばれたものの、2週間後に駆けつけた母の顔を見ると、安心したように息絶えたそうです。
私はこれまでの俳優の仕事をしながら、いつか舞台を通して原爆の非人間性を訴えるチャンスがないものかと願うようになっていました。(父の供養のためにも)反戦芝居の活動がしたい、それが私の夢でした。
山本真理子先生の「広島の母たち」を読んだとき、これこそ私が語り伝えるべき反戦反核の物語だ、と雷にうたれたように感じたことをおぼえています。そして山本先生から脚色上演のお許しをいただきました。
1989年7月、初演。以来こつこつと上演を重ねています。初演の翌年には、三次市でも父の追悼公演を行うことが出来ました。その折り、音楽家の森ミドリさんが新聞にこう書いてくださいました。『被爆体験は、体験者でなくてはほんものとして語れない・・・ずっとそう思い続けてきた私でしたが、ホオを伝わる涙がそんな偏見を洗い流してくれたのです。---この体験は決して風化されてはいけないのだ。』と。
私はこれからも、平和集会などいつでもどこへでもうかがいます。そして一人でも多くの方に『朝ちゃん』を知っていただきたいのです。500回(半千=反戦)目標に、語り部のような気持ちで・・・・・。 |
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堀さんの想い・・・・・
―――― 死にたくないのに死なされた人の分まで生きて下さい!
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**2013年1月発行の「みんなとプーク」242号にご寄稿いただいた文章です。
プーク人形劇場の”平和企画”として「朝ちゃん」に取り組むきっかけになりました。
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