中・小ホール向け作品
脚色/中江隆介  潤色・演出/安尾芳明  美術/若林由美子 音楽/堀井勝美  
効果/宮沢 緑  振付/市川裕子
あらすじ
〜けわしい山にかこまれた むかしむかしの北の国
やぎが三びきおったとさ なまえはそろって がらがらどん〜
 いつもお腹をすかせている三びきのやぎのがらがらどん。食べ物を求めて遠くの山にでかけます。しかし遠い山にたどり着くには、大きな魔もののトロルが住んでいる橋を渡らなければなりません。
 カタン、コトンと橋を渡る足音に橋の下のトロルは目をさまし・・・。
 日本中の子どもたちに今もなお愛され続けている「三びきのやぎのがらがらどん」、プークの人形たちが迫力あふれる舞台を繰り広げます。
光と闇の織りなす民話的世界 演出 安尾芳明

闇を恐れる子どもたちが増えてきています。それはきっと文明社会が子どもたちから闇を追い出してきたからだと思います。闇とは怖れです。自然への畏怖だと思うのです。
 「光のある喜びは、闇の怖れを乗り越えたところにあるのでは―。」
 この劇は、闇の世界と光の世界とで織りなされています。闇とは、腹を空かせてエサをさがし求める三びきのがらがらどんであり、橋の下に住む魔物のトロルです。
 ヤギたちは、闇の怖れにたじろぎはしますが、知恵と勇気でもって願いを達成します。そこから、光の時を迎えるのです。
 この劇は、北欧的世界を表すために、6月の祝祭″からはじまります。広場に白樺の木を立て踊るのです。「三匹のがらがらどん」の民話は、そんな喜びの祝祭の中から生まれたのだと思います。
 民話には野生がうごめいていると思います。子どもたちが、闇の怖れの中でも、ユーモアとやさしさを失わずに、いつものびやかに生きていって欲しいと思っています。
併演/

作/ジョン・バーニンガム(あかね書房刊) 訳/谷川俊太郎 脚色/生田麻理子 
演出/西本勝毅 美術/マィア・ペトローヴァ 音楽・音響効果/吉川安志

 ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー今日も元気にでかけます。学校に向かうその途中、いつも大変大事件!
なかなか学校に着けません。ワニやライオン、おまけに高波までがじゃまをする。だからちこくのおとこのこ。先生はわかってくれません。今日もジョンはでかけます。どこまでいくの?なにしにいくの?き・を・つ・け・て!
 
 イギリス生まれのお話をもとに、ブルガリアの誇る舞台美術家M.ペトローヴァ女史とブルガリアで学んだ演出家が、プークの新しい世界をお届けします。

ジョン少年の不思議な世界 演出 西本勝毅

遅刻とは、決められた時間に遅れることですが、もともと日本人は、時間に対する考え方はおおらかだったそうです。それが、昭和初期に国の政策で時間に対する考えが厳格化されて、現在では遅刻すると怠け者やだらしないものというイメージが出来上がり、私たちは時間にがんじがらめの生活を送っています。
だからこそ、いつも通っている道でふと立ち止まり、流れる雲に思いをはせたり、路地の片隅に咲いている小さな花に気付いたり・・・。ふとなんでもないことの中にこそ、本当はとても大切なことが詰まっているのかもしれません。
ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー少年は、思いもかけない出来事に遭遇しても、学校へ通い続けます。遅刻した理由が先生に信じてもらえず罰までうけますが、自分の道を歩き続けます。通勤通学の道でふと立ち止まった時、新たな発見に気付き、きっとやわらかな心を取り戻すきっかけになってくれることでしょう。
 ブルガリア、ソフィア在住の人形美術家マィア・ペトローヴァ教授とプークアンサンブルとの共同作業によって、刺激的な舞台をお贈りします。
―出演者―
滝本妃呂美・野田史図希・政門宏太朗・前田佳奈英・遠田香苗
〈共通スタッフ〉 照明/阿部千賀子 舞台監督/野田史図希 制作/石田伸子


上演時間 1時間20分(休憩15分含む)
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人形劇団プーク
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